カンムの achiku です。
2022/11/30に株式会社10Xさま、株式会社CAMPFIREさまと合同で「泥臭くも価値を届ける決済の仕組みと工夫 by 10X + CAMPFIRE + Kanmu」というイベントを開催しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
このイベントでは、普及速度が年々加速している「決済」をテーマに、10X・CAMPFIRE・カンムといった決済の中でも異なる役割のプレイヤーが集まり、泥臭くもユーザーに価値を届ける為に行っている現場感たっぷりのエンジニアリングトークをご紹介しました。
セッションに登壇しました
弊社からは hiroakis さんが「バンドルカードのクレジットカード決済システムの泥臭い運用」というタイトルで登壇しました。
国際ブランド決済ネットワークに参加しているプレイヤーの役割から始まり、仮売上と実売上の突き合わせの妙、ビジネスパートナーの各種環境制約の中でどのようにして効率的なネットワーク環境を構築するかという、まさに現場感たっぷりなお話になっております。自分はこの佐野さんの仕事をずっと間近で見ているのですが、一つ一つ問題を定義し構造全体の整合性を取りながら、カスタマーサポートやビジネスパートナーと粘り強く議論しながら事業を前に進めていく馬力は本当に尊敬しています。
パネルディスカッションを行いました
パネルディスカッションでは10Xの @yamarkz さん、CAMPFIREの@t_aogawa さん、カンムの @hiroakis さんを交え、自分(=achiku)がモデレーターを務めながら、各社の取り組みや知見について語り合いました。
モデレーターとして話は弾むかな...と若干ドキドキしていた部分もあるのですが、そんな心配全く不要なほどお三方で活発な議論がなされており、やはり自分たちの向こう側にある仕組みがどうなっているか、どういう工夫があるのか、という話題は面白いなぁと思いながら聞いておりました。
自分たちはイシュアー(カード発行事業者)としてユーザーさんに価値を届けようとしているのですが、その先にはもちろん10XさんやCAMPFIREさんのように加盟店としてユーザーさんに価値を届けようとしている方たちがおり、当たり前なんですがその中でなされている工夫がたくさんあり、いつもとは異なる観点から「決済」というものに向き合えてとても刺激的でした。なんか自分たちの向こう側にもユーザーに価値を届けようと頑張ってる人たちがいるって良いですよね。励まされるといいますか。
最後に
イベント中も何度か言ったと思うのですが、過去無いほどインターネット上で価値が交換されていて、その交換のフォーマットの多様性は増しています。10Xさんのように20点もの商品を組み合わせてインターネット上で生鮮食品/日用品を購入するという行いも、CAMPFIREさんのようにプロジェクトの成否によって決済が実行されるがそれまでは仮売上で保留するという形も、もしかしたらネット上のサブスクや、Pay Per Viewや、投げ銭や、一話購読だって、インターネットと決済の組み合わせで発生し始めた新しい価値交換のフォーマットだと考えています。そんな領域に対するソフトウェア的な工夫や、経験談はきっと、新しい領域をソフトウェアに落とし込む際の良い参考になるんじゃないかなぁと考えております。そんなわけでこういうイベントはまたやりたいです!
あらためましてイベントにご参加いただいたみなさま、またご一緒させていただいた10Xさま、CAMPFIREさま、本当にありがとうございました!
そして、カンムではエンジニアを大募集中です!今回のイベントをきっかけにカンムに少しでも興味を持った方は、ぜひカジュアル面談でお話しましょう。
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