こんにちは、カンムのエンジニアリングマネージャーの佐藤です。カンムでは5月30日(木)に、React Native Japanコミュニティと協賛してReact Native Meetup #16を開催しました。本記事では、その様子をレポートしました。
当日の様子
イベントは、弊社オフィスの会議室で行われました。当日は30人ほど集まり、とても活気のある勉強会となりました。発表の後には懇親会も設けられ、皆様の意見交換や情報共有が盛んに行われました。
発表内容の紹介
今回は、弊社の社員含め5名のスピーカーからLTが発表されました。
1. 「React Navigation v7で導入されるStatic APIについて」
弊社からは私が、React Navigation 7で新たに導入されるStatic APIについて発表させていただきました。 背景や変更点、それによって何が嬉しいのか?弊社はどのような課題を解決できたのか?などをお話しさせていただきました。 詳しくは資料をご覧ください。
2. @yukukotani様「Capacitor製のWebViewアプリからReact Native製のハイブリッドアプリへ」
Ubie 社の@yukukotani様は、Capacitor 製のWebViewアプリをReact Nativeに移行する際のお話をテーマに発表されました。 React Nativeへ移行されたモチベーションとして、Capacitorに比べエコシステムの維持が強固であること、Next.js & TypeScriptで作られたアプリケーションとの親和性などを挙げられていました。 資料と合わせてご覧ください。
3. @mok_oshi様「React Nativeでスケジュール帳を作っている話」
@mok_oshi様の発表は、React Nativeを用いた美容サロンの予約システムKarutekunを作成する過程での経験を発表されていました。カレンダービューというとても複雑なUIを、FlatList
とScrollView
を巧みに組み合わせて表現されているのがとても印象的でした。
資料はこちらからご覧ください。
4. @kazutoyo様「React Native Skiaを使ってみよう!」
@kazutoyo様の発表は、ShopifyチームがメンテしているReact Native Skiaについてでした。Skiaは過去にFlutterが採用していた2Dグラフィックライブラリで、React Nativeでもリッチな体験を提供できます。 実際に動く多数のサンプルが掲載されている資料もぜひご覧ください。
5. shibafu-san様「WebViewを使って既存のウェブアプリをReact Nativeアプリに組み込む話」
shibafu-san様は、既存のウェブアプリとして展開しているL COLLECTIONなどのサービスをWebViewを用いてReact Nativeアプリに統合する方法について発表しました。
最後に
弊社では初となるエンジニア勉強会の開催でしたが、無事にイベントを進行できました。これもイベントへ参加してくださったゲストの皆様、スピーカーの皆様、そして準備にご協力いただいたReact Nativeコミュニティ及び当日スタッフの皆様のおかげです。心よりお礼申し上げます。
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